松本律子さんとのコラボ・コンサート、決定しました!
2017年6月23日(金)、
今をときめくマリンバ・プレイヤー・松本律子さんとの
コラボ・コンサートが決定しました^^
律子さんとの出会いは、学生の頃、◎◎年前にさかのぼります。
当時高校生だった律子さんは、可愛くて、繊細な感じの女の子でした。
そのほっそりした体からは想像もつかないようなパワーが秘められていたことを、
今の律子さんが証明してくださっています。
昨年、「スタジオラグへおこしやす」という音楽メディアへ、
「誰からも好かれる音色、マリンバの魅力とは?」
という記事を寄稿させていただきました。
マリンバについていろいろ調べている時、日本のマリンバ・プレイヤーを、Wikipediaで検索してみたら、「松本律子」という名前がありました。
「・・・もしかして、あの、りっちゃんでは・・・?」
当時は高校生だった律子さんが、いまや日本の著名なマリンバ奏者の一人になっていたとは、驚くと同時に、すごく嬉しくなってしまいました。
さらに律子さんのサイトを訪問してみると、斬新な活動を精力的に展開されていて、ますます、嬉しくて舞い上がってしまったのです。
マリンバという楽器の可能性を追求するまっすぐな想いと、いわゆるクラシックのマリンバの枠を超えて自由で新しい創造的な世界を切り拓いていらっしゃる姿勢。
本当に素敵だな~と、感動しきりでした。
私はFacebookで松本律子さんのお名前を発見し、思わず、ドキドキしながらメッセージを送り、友達申請をさせていただきました。
すると、律子さんも私のことをよく覚えていてくださり、感動の再会が果たされたのです!!!
ああ、すごく嬉しい・・・。
いつか、コラボでセッションしてみたいですね、というお話をしていたら、
今年1月、律子さんから以下のようなメッセージが届きました^^
いつから雨が降っていないのだろう….。とふと考えるこの数日。
寒さ厳しいですね。
昨年の感動的なネットでの再会から、やはり高校生時代の憧れのリィラさんの音楽を地肌で感じてみたいと思い広島行きを検討してみました。
実は広島は素通りしかしたことがなく、歴史的建物をこの目見てみたいとも思っております。
5/12本番。5/13本番。
6/24リハ。6/25本番
の日程で西の方へ行きます。
このどちらかに合わせてリィラさんとセッションできたらと。
なんと、今年ついに、律子さんが広島にいらっしゃる!?
念願のコラボが、こんなに早く実現するとは思っていませんでした。
諸事情により、広島県外へ出向くことがなかなかできない私としては、
律子さんがこちらに来てくださるのはとてもありがたいことなのです。
広島では一度も演奏されたことがないという律子さん。
広島の皆さんに、ぜひ律子さんの全身から溢れ出る「音」を聴いていただきたいと思います。
松本律子 × 高木リィラ コラボ・コンサート(仮題)
日程:2017年6月23日(金) 夕方スタート予定
場所:221ホール
広島市佐伯区五日市中央2-2-1 ライフワンビル2階
参加お申込方法等の詳細は後日、お知らせいたします♪
リィラ音楽教室のピアノ
『最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常』を読んで
夫に勧められて、
『最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常』を読みました。
全国の書店で1位を独占したというこの本の著者・二宮敦人さんは、
一橋大学卒の作家で、
奥様は現役の藝大生(美術学部彫刻科)だそうです。
その奥様があまりに面白いため、
藝大に興味を持った二宮氏が、
藝大に潜入して藝大生たちにインタビューするという趣向なのですが、
藝大を卒業した私自身にとっても、
今の藝大の様子はすごく面白くて、
一気に読み進めることができました。
音楽学部には、私がいた頃にはなかった、
「音楽環境創造科」という科が2002年に誕生したそうです。
今、私が藝大に入るとしたら、絶対、この「音楽環境創造科」を
受験するでしょう。
具体的には、
・ 音楽や音響に関する研究
・ 映像、身体、言語、空間、メディアなど、音楽に隣接する表現分野の研究
・ コンピュータによる音響作品の創作や、映像、身体表現、メディアのための音楽制作
・ アートマネジメントや文化社会学、文化研究
などを勉強するそうです。
すごく面白そう!
・・・・・
音楽メディア「スタジオラグへおこしやす」へ寄稿した記事が、
おかげさまで月間アクセス数5位になりました!
体の使い方を正しくすることは、
楽器の演奏法を正しくすることに直結するので、
本気でミュージシャンを目指す方々にとっては
非常に有益な情報です。
メディテーション・ライブVol.1の予告その1
2017年2月12日(日)に開催する
メディテーション・ライブでは、
昨年11月に開催した<音遊びコンサート>で
初お披露目した新曲『Fireworks(ファイアワークス:花火)』の
ニューアレンジにも挑戦します。
↑宮島の花火大会で撮影した花火。シャッタースピードを遅めにしたら、不思議な軌跡が撮れた。
『ファイアワークス』は、基本的にヴィブラフォン・ソロの曲なのですが、
メディテーション・ライブでは、
ヴィブラフォンに電子音をからめたら、どんな風に曲調が変化するのか?
というところを参加者の皆様に体験していただこうと思います。
温かい音色が人気のマリンバでは、
バッハの無伴奏チェロ組曲から、
これもまた人気の曲、
この曲は「新世紀エヴァンゲリオン」などのアニメや、
ドラマなどでも使われました。
無伴奏チェロ組曲は、単旋律の曲で、
つまりメロディーしか存在しない音楽なのですが、
なぜ単旋律でここまですごい音楽になってしまうのか、
バッハの凄みを見せつけられるような曲なのです。
さらにさらに・・・
ヴィブラフォンの弾き語りで
『1万回の「愛してる」を、あなたへ』もやろうかな〜・・と
思っております。
オリジナル・バージョンも先日、YouTubeにアップしましたので、
ぜひお聴きくださいね ♪
1万回の「愛してる」を、あなたへ /高木リィラ Leela Takaki
↓メディテーション・ライブの参加お申し込みはこちらからどうぞ!
メディテーション・ライブVol.1 (主催:高木リィラ)開催のお知らせ♪
音楽を構成する要素である
拍子、リズム、メロディー、和音・・・
などを、
一端解体し、
ひとつずつ分解して聴くと、
それまで聴き取れていなかった音が
はっきり聴こえるようになります。
オーケストラの楽器の
それぞれの音を細かく聴き分けられる
指揮者のような耳を
誰もが養うことのできる
「クロスオーバー・リスニング」というメソッドを
ご紹介します。
- 課題曲(予定)
- バッハのオルガン曲
- 愛の捧げもの
- アポロンの巫女 ほか
■日時
2018年2月12日(日)
13:00~15:30
お茶と歓談 15:30~16:00(参加は任意)
■参加費
・一般:3000円
・リィラ・ミュージック・メンバーズクラブ会員:2500円
・ヒーリング・ネットワーク会員:2500円
■場所
■講師
高木リィラ
■備考
動きやすい服装とタオル、ミネラルウォーター等の飲み物をご用意ください。
↓以下のサイトより、簡単に参加お申し込みいただけます。
■お申し込み方法
こくちーずのサイト、またはleela@megami-net.comまで、お名前、ご住所、お電話番号を明記の上お申し込みください。折り返し、場所などの詳細をご返信いたします。Facebookのメッセージからも受け付けております。
高木美佳(高木リィラ)Facebookページ
クリスマスにはやっぱり、オルガン! バッハの「主よ、人の望みの歓びよ」
もうすぐクリスマスですね!
この時期になると、なぜかオルガンの音色が聴きたくなるのは、
私だけでしょうか・・・?
皆様への感謝を込めて、
リィラ音楽教室のオルガンで、
バッハの『主よ、人の望みの喜びよ』を弾いてみました。
主よ、人の望みの喜びよ BWV147 Herz und Mund und Tat und Leben オルガン/高木リィラ
日本語の題名
『主よ、人の望みの喜びよ』というのは、
意味がよくわからないタイトルですが、
正しくは『心と口と行ないと生活もて』と訳されます。
英語の間違った訳を、そのまま日本語にしてしまったために、
このような妙なタイトルになってしまったそうです。
↓スタジオラグへおこしやすに、新しい記事を寄稿させていただきました!
↓マリンバと電子音のクロスオーバー作品『サウンド・マナ "b" 超意識のダンス(音楽/高木リィラ)』の特設ページです。
↓『主よ、人の望みの喜びよ』も入ったCDです。
<音遊びコンサート>ご報告 〜「聞く」と「聴く」違いとは?〜
本日、<音遊びコンサート>が無事終了しました!
ところで皆さんは「聞く」と「聴く」の違いをご存知でしょうか?
「聞く」は、「人の話を漠然と聞く」ことを意味し、
「聴く」は、「相手の話に真剣に耳を傾け、理解しようと務める」ことを意味します。
今回のコンサートでは、音楽をたんに受け身で「聞く」のではなく、
積極的に「聴く」行為へとバージョン・アップするための方法をご紹介しました。
音は耳で聞くだけではなく、全身で聴く(=触覚的に感じる)ことができます。
映画『禁じられた遊び』のメインテーマ曲(愛のロマンス)の作曲・演奏をしたスペインのギタリスト、ナルシソ・イエペスがギターを演奏すると、背骨がビリビリ振動しているのが外側からもハッキリ感じ取れたそうです。
今回ご紹介したのも「音が背骨に響く」ようにするために、背骨に沿った筋肉を活性化する方法です。
これによって、背骨が柔らかく柔軟性を取り戻し、音を感じ取る感覚器官の役割を果たすようになります。
マリンバの音が、背骨に沿ってコロコロ転がるような感覚が味わえます。
そして、「耳そのものを活性化する」方法。
耳の立体模型をみていただき、外耳と内耳の構造、三半規管の形などを確認していただきました。
さらに、耳介や耳たぶ、耳の裏側などに温熱刺激を与えることで、アンテナのように集音する機能を高めます。
参加者の方々の右耳に温熱刺激をすると、右耳からより音が入ってくるのをありありと感じていただけました。
両耳に施術をした後、新曲『Fireworks(花火)』をヴィブラフォンでお披露目しました。
さらに背骨を柔軟にする体操を皆で行なった後、
開かれた背骨に重低音がビリビリ響きます。
最後に、掌(てのひら)を活性化させるために両手を打ち鳴らしたり、振りほどいたりした後、
ロータス・タンバリンの即興で幕を閉じました。
タンバリンのような打楽器の音は、手が柔軟だと掌に振動を感じられるのです。
ちなみに、ロータス・タンバリンは、腕や指を螺旋状に回転させることで、瞬間的に大きな音を響かせることができるようになります。
人間の動作は螺旋的な動きを基盤にしていることが、ロータス・タンバリンの演奏でよくわかるのです。
演奏者から聴衆へ、という一方通行ではなく、
相互のコミュニケーションがある参加型のコンサートとしての試みでした。
次回は、さらに新しい趣向をこらして開催したいと思います。
参加者の皆様、ありがとうございました!
☆☆☆リィラ音楽教室では、パイプオルガン、マリンバ、ヴィブラフォン、ロータス・タンバリン、ピアノなどのレッスンを開催しております☆☆☆