『最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常』を読んで
夫に勧められて、
『最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常』を読みました。
全国の書店で1位を独占したというこの本の著者・二宮敦人さんは、
一橋大学卒の作家で、
奥様は現役の藝大生(美術学部彫刻科)だそうです。
その奥様があまりに面白いため、
藝大に興味を持った二宮氏が、
藝大に潜入して藝大生たちにインタビューするという趣向なのですが、
藝大を卒業した私自身にとっても、
今の藝大の様子はすごく面白くて、
一気に読み進めることができました。
音楽学部には、私がいた頃にはなかった、
「音楽環境創造科」という科が2002年に誕生したそうです。
今、私が藝大に入るとしたら、絶対、この「音楽環境創造科」を
受験するでしょう。
具体的には、
・ 音楽や音響に関する研究
・ 映像、身体、言語、空間、メディアなど、音楽に隣接する表現分野の研究
・ コンピュータによる音響作品の創作や、映像、身体表現、メディアのための音楽制作
・ アートマネジメントや文化社会学、文化研究
などを勉強するそうです。
すごく面白そう!
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音楽メディア「スタジオラグへおこしやす」へ寄稿した記事が、
おかげさまで月間アクセス数5位になりました!
体の使い方を正しくすることは、
楽器の演奏法を正しくすることに直結するので、
本気でミュージシャンを目指す方々にとっては
非常に有益な情報です。